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2024年12月6日
塗り足し不備を防ぐ!Canva設定ガイド
初心者向け!Canvaで塗り足し設定の方法とコツ

Canvaは、初心者でも手軽にデザインを作成できる便利なオンラインツールとして、多くの方に愛用されています。
実際、当サイトへのご注文データでも、Canvaで作成されたものが増加しているのを実感しています。
今回の記事では、Canvaデータのよくある不備の中でも、
「塗り足し不備」について詳しく解説し、解決方法をわかりやすくご紹介します!
印刷仕上がりのトラブルを防ぐために、ぜひ最後までチェックしてください。
🚨 塗り足し不備とは?
塗り足し不備とは、デザインの背景や要素が塗り足し領域(仕上がりサイズより外側の余白部分)まで正しく伸びていない状態を指します。
この不備があると、印刷後の断裁時に白い線が残ったり、デザインの一部が欠けたりする原因になります。
文章だけでは塗り足しの有無による違いが分かりにくい場合もあるので、以下に比較イメージを掲載しました。


左:塗り足し無し
右:塗り足し有り
- 塗り足し無しのデータ
背景やデザインが仕上がりサイズの端で途切れてしまっています。
この場合、断裁時にわずかなズレが生じると、用紙の白地が見えてしまい、仕上がりが不完全な印象になります。
- 塗り足し有りのデータ
背景やデザインが仕上がりサイズより外側まで広がっています。
この塗り足し部分(上下左右3mm)があることで、断裁時のズレが生じても白地が見えることがなく、仕上がりが美しくなります。
この違いは、仕上がりのクオリティに大きな影響を与えるため、印刷物を作成する際には必ず塗り足しを設定することが重要です。
💡 塗り足し不備を防ぐ方法
① 「カスタムサイズ」から実際に注文する・注文したサイズを入力し、「新しいデザインを作成」をクリック。
※数値入力の前に、単位を「mm」に変更しましょう。
② 左上にあるファイルから、「設定」 → 「塗り足し領域を表示する」をクリックすると、
真っ白だったページに線が表示されます。これが「塗り足し領域」です。


下記のイメージでは、
- 仕上がりサイズを青色
- 塗り足し領域を赤色
に分けて視覚的に分かりやすく表現しています。
(※塗り足し領域は注文サイズに上下左右+3mm設けられます。)
青色部分を超えた塗り足し領域(赤色部分)まで、デザインの背景や要素を延長しましょう。
背景にデザインや要素があるデータでの印刷をご希望の場合は、この塗り足しが必要不可欠です。

サイズ相違と同様、こちらの塗り足し作業もCanvaデータ作成における最初のステップになります。
しっかりとチェックしてデータ不備にならないようにしましょう。