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2024年12月13日
安全なデザイン配置!Canva設定ガイド
初心者向け!Canvaでセーフティーゾーン設定とコツ

Canvaは、初心者でも手軽にデザインを作成できる便利なオンラインツールとして、多くの方に愛用されています。
実際、当サイトへのご注文データでも、Canvaで作成されたものが増加しているのを実感しています。
今回の記事では、Canvaデータのよくある不備の中でも、
「セーフティーゾーン」について詳しく解説し、解決方法をわかりやすくご紹介します!
印刷仕上がりのトラブルを防ぐために、ぜひ最後までチェックしてください。
🚨 セーフティーゾーンとは?
デザイン内の重要な要素が確実に印刷される領域を示すもので、
断裁線から内側3㎜までの間に重要なデザインや情報、ロゴなどがあることを指します。
このゾーンを無視すると、万が一、裁断ズレが生じた場合に完成品で重要な情報が欠落する恐れがあります。
文章だけではセーフティーゾーンについて分かりにくい場合もあるので、以下に比較イメージを掲載しました。


左:セーフティーゾーンを超えたデータ
右:セーフティーゾーン内に収めたデータ
- セーフティーゾーンを超えたデータ
住所の番地部分がセーフティーゾーン(紫の線)を超えています。(*赤丸部分)
このゾーンを無視した場合、断裁時にわずかなズレが生じると、番地部分が欠落してしまいます。
- セーフティーゾーン内に納めたデータ
全ての情報がセーフティーゾーン内に収まっています。
このゾーン内に重要な情報を配置することで、裁断時のズレによる情報の欠落を防ぐことができます。
この違いは、仕上がりのクオリティに大きな影響を与えるため、
印刷物を作成する際には大事な情報やデザインは必ずセーフティーゾーン内に収めることが重要です。
💡 セーフティーゾーンの不備を防ぐ方法
① 「カスタムサイズ」から実際に注文する・注文したサイズを入力し、「新しいデザインを作成」をクリック。
※数値入力の前に、単位を「mm」に変更しましょう。
② 左上にあるファイルから、「設定」 → 「ガイドを追加する」をクリック。
③ カスタムから各項目に数字を入力。(列・行:1、ギャップ:0㎜、余白:3㎜)
④ 数字を入力後、「ガイドを追加する」をクリックするとページに紫色のガイド線が表示されます。


特に重要な情報が端に近い位置に配置されやすい名刺やチラシなどの印刷物では、
セーフティーゾーンの活用が非常に重要となります。
サイズ相違と塗り足し不備同様、こちらのセーフティーゾーンの表示もCanvaデータ作成における最初のステップになります。
このゾーンを守ったデザイン作成をして、データ不備にならないようにしましょう。