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エンボス・デボス加工ってどんな加工?

2024年11月1日

エンボス・デボス加工ってどんな加工?

メガプリントの加工ガイド|基礎知識と注意点

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📖 エンボス・デボス加工とは

エンボス・デボス加工とは、凸版や凹版を使用して、印刷物に立体感を与える加工技術のことです。

各加工について詳しく見ていきましょう。

- エンボス加工(浮き出し加工)

エンボス加工は、用紙の表面を凸状に浮き上がらせる加工技術です。

専用の版を使用して、紙の表面をご希望の形に浮き出させることで立体的な模様や文字を作り出します。

この加工によって触感的な要素が加わり、視覚だけでなく触覚にも訴える印刷物が完成するのです。

- デボス加工(型押し)

一方、デボス加工とは、エンボス加工とは逆で用紙の表面上を凹状に沈み込ませる加工技術です。

エンボス加工同様、版を使用しますが紙の表面を押し込むことで凹んだ模様や文字を作り出します。

陰影が生まれることで繊細で上品な印象を与えることができます。


📣 エンボス・デボス加工での注意点

① コストと納期

印刷終了後に加工過程へと進行するため通常のインク印刷と比べて納期+1日ほど必要です。

納期はもちろんコストの面でも専用の版作成があるため、価格もプラスとなる点を念頭に置いておきましょう。

②デザインの制限

細い文字や極端に小さい・大きいデザインは、加工の再現が難しく、きれいに仕上がらないことがあります。

特にエンボス・デボス加工では、線の太さや細かいディテールが影響を受けやすく、細すぎると圧力が均等にかからず、文字や模様が潰れてしまう可能性があります。

かといって、広い面積での加工ですと凸凹があまり目立たなくなってしまいます。

エンボス・デボス加工の際は、「シンプルで太めのラインや大きめのデザイン」が理想です。

エンボス・デボスの立体感がより際立ち、美しい仕上がりになります。

また、1〜2㎜程度のズレを考慮し、デザインに余裕を持たせることをおすすめします。

③加工に伴う仕上がり

加工の特性上、

表面にエンボス加工の場合、裏面が凹みます。

表面にデボス加工の場合、裏面が凸状に浮き上がります。

このため、エンボス・デボス加工は片面のみデザインが対応可能となっております。


🎈 おまけ

実際にエンボス・デボス加工が施された印刷物は高級感が増します。

さらには、凸凹に合わせて箔押し加工を追加すると、凸凹と輝きの相乗効果で

より一層仕上がりの美しさが際立ちます。

エンボス・デボス加工によって視覚だけでなく、触感にも訴える印刷物が完成するのです。