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プラスチックカード印刷の基礎知識

2024年7月26日

プラスチックカード印刷の基礎知識

プラスチックカードを注文前に知っておきたい基本用語

プラスチックカード会員証診察券名刺
Cover for プラスチックカード印刷の基礎知識

会員証や診察券など、プラスチックカードを作りたいけど、

「PVC?PET?素材の違いがわからない…」 「どんな印刷方法があるの?」

そんな疑問をお持ちのあなたへ。

今回は、プラスチックカード印刷でよく使う専門用語を、印刷知識がない方にもわかりやすく解説します!

専門用語を理解して、イメージ通りのプラスチックカードを作りましょう!


🖨️ 印刷用語の基本

「オフセット印刷」

凸凹がある版とインクを使用して印刷するため、色の再現度が高く綺麗な印刷が可能です。

版を作るために費用と時間はかかってしまいますが、高クオリティーの印刷を実現することができます。

メガプリントのオフセット印刷では、付け合わせ印刷をしているため、低価格での製作ができます。

ご注文枚数が大きくなるほど1枚あたりの単価が安くなります。

「デジタル印刷」

パソコンから印刷データをプリンターに送り、直接印刷する方法です。

インク(液体)ではなくトナー(粉)を使用して印刷するため、乾燥も早いのがポイントです。

オフセット印刷とは違い、版を作る工程が無いため印刷工程を大幅に短縮することができます。

少部数での印刷の際におすすめです。(※別名:オンデマンド印刷)

「UV印刷」

UVインクを用紙に染み込ませ、光(紫外線)を照射させることで、瞬間的に硬化乾燥する印刷方法です。

「カラーモード」

CMYK(印刷用)とRGB(モニター用)の2種類があり、CMYKにて印刷を行なわれます。

RGBデータにて印刷をすると印刷データと実物では色味の差が生じてしまいます。

「CMYK」

データのカラーモード、印刷時多く使用されるインク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)

「RGB」

データのカラーモード、モニター用として多く使用される(レッド、グリーン、ブルー)


📇 プラスチックカードの種類

商品名印刷方式厚み小ロット加工
PVCカードオフセット印刷約0.78㎜250枚〜O
PETカードオフセット印刷約0.19~0.2㎜200枚〜X (*角丸(3R)付き)
デジタルPETカードデジタル印刷約0.2~0.25㎜50枚〜X (*角丸(4R)付き)
IDカードUV印刷約0.78㎜1枚〜穴開けのみ (*角丸(3R)付き)

「PVCカード」

ポリ塩化ビニルという素材で作られており、耐久性や加工性に優れています。

クレジットカードとほぼ同じの大きさと厚みがあるプラスチックカード。プラスチックカードの中でも最も一般的に使用されています。

「PETカード」

ポリエチレンテレフタレートという素材で作られており、約0.19~0.2㎜と薄いのが特徴的です。

薄いですが、紙より丈夫で水やシワ、破れに強く長持ちします。また、PETカードはリサイクル可能で環境にやさしい素材としても知られています。

「デジタルPETカード」

デジタル印刷では合成紙シナップスを使用。

環境に配慮した循環型素材で、水に強く、高い引裂強度があるので、屋外シーンにも最適。

「IDカード」

一般的なクレジットカードにも利用される事が多いPVC素材のカード。

版を使用しない印刷方式なので1枚から製作差可能でデザインを1枚ずつ買える場合におすすめです。


📏 デザイン関連用語

「塗り足し」

実際の仕上がりサイズよりも大きめにデータを作ることです。裁断ズレによって色が塗られていない部分が生じないために必要な作業です。

「セーフティーゾーン」

ロゴや文字など重要なデザインを配置するゾーン。

「仕上がり線(断裁サイズ)」

印刷物の完成サイズを指す線。

「編集サイズ」

完成サイズより+3㎜ほど大きいサイズで塗り足しを行うゾーン

編集サイズまで塗り足しを作成しないと、万が一ズレが発生した場合仕上がり線に向かって白紙がのぞいてしまう恐れがあります。

「特色」

CMYKでは再現できない色のことです。(※メガプリントでは特色印刷を行なっておりません。)

「解像度」

再現画像の細かさを示すもので、高解像度であればあるほど、細部まで鮮明に印刷されます。

「アウトライン」

Illustratorで文字や図形をパス化する操作のことです。

入稿前にアウトライン化をしておかないと、印刷会社にてお客様のデータを確認する際に、フォントが文字化けしてしまい、データチェックをすることができません。


🔧 プラスチックカード 加工用語

プラスチックカードにもさまざまな加工ができ、組み合わせによってとっておきの1枚が完成します。

加工名加工内容
白色印刷カード全体や一部に白色を印刷する技術。
ナンバリング印刷個別の番号を印刷する加工。
サインパネル加工署名をするためのエリアを設ける加工。
スクラッチ加工削ると下の情報が見える加工。
バーコード印刷バーコードを印刷する加工。
エンボス加工文字やデザインを浮き上がらせる加工。
箔押し加工金や銀などの箔を用いた装飾。
パール加工パールのような光沢を加える加工。
穴開け加工カードに穴を開ける加工。


📝まとめ

今回は、プラスチックカード印刷でよく使われる専門用語を解説しました。

専門用語を知ることで、よりスムーズに、そしてイメージ通りのカード作りができるようになります。

ぜひ、この記事を参考にして、世界に一つだけのオリジナルプラスチックカードを作成してくださいね!